プラネテス
プラネテスという作品のレビューをしたいと思います。
この作品では積極的に宇宙開発に進出をしているのですが、以前の先進国のように植民地政策をしたり、高度経済成長などを彷彿させるような状態となっています。
先進国のように技術力の高い国でなくては宇宙開発をすることができないのですから後進国と格差がかなり生まれてしまいます。
後進国がようやく宇宙開発に乗り出しても後進国が作り出したものとして先進国から相手にしてもらうことが出来ず、どんどん先進国の勢力が伸びてしまうというものです。
なんだかリアルの世界観と同じようですよね。
このようなある意味社会問題になっていることを題材にしている作品といえるでしょう。
プラネテスは日本人のハチが主人公となっているのですが、日本ですので宇宙開発にも積極的に乗り出している国です。
この作品の日本は宇宙の神秘に魅了されて少し周りを見れない状態となっているのですが、どうして人間は宇宙に興味を持っているのかなどを知るために8年間宇宙に旅に出るというストーリーとなっています。
宇宙に出てみると簡単に人間が死んでいき、なおかつ無限の広さとなっていたという描写はかなり考えさせられるものがありました。
またその人の気持ちや愛情など、文明がどれだけ進歩をしても変わらないものにもスポットを充てているという作品となっています。
原作の作品と比べると恋愛が前面に出されているような感覚を覚えましたが、それも含めてアニメ作品の中でも名作といえるでしょう。
特に印象に残るのはラストですね。
恋人にハチがプロポーズをするというシーンがあるのですが、あのシーンを見て年甲斐も無く落涙してしまいました。
宇宙でしりとりをしていたのですが、そこからプロポーズをするというあのシーンは脳裏に焼きついていますね。
あの感動的なシーンはこれまで色々なアニメをみてきましたが見た事がありません。
全体的に完成度の高い作品となっており、エンディング後にその後の生活なども紹介してエンディングとなりました。
色々と考えさせられるアニメとなっていますので皆さんもぜひ見てみてください。